Wikipedia:とらドラ!

Wikipedia:とらドラ!人物:高須 竜児(たかす りゅうじ)にはたびたび追記されては除去される記述がある。第一巻にのみ登場する「超能力」の下りだ。2009年5月13日 (水) 05:27除去された記述2009年5月23日 (土) 03:07に、また追記された

実は超能力者で人生で三度だけワープ出来る能力母親から受け継いでいる。原作第一巻でのみ、その様子が描かれている。コミックやアニメではその事実は描かれていない。

この「超能力云々」に関しては、確かに原作小説の第一巻に存在する。ただし、高須竜児が超能力者であるという設定は存在しない。では、それは一体何か?といえば。泰子の気休め、もしくは妄想である。アニメにもコミックにも描かれていなくて当然。そんな『事実』は無いのだから。
上記の追加された記述の言う『原作第一巻でのみ、その様子が描かれている』部分をきちんと読めば分かるのだが、『描かれている』“超能力”はいわゆる“火事場の馬鹿力”である。とうか、小説本文にもしっかりそのように書かれている*1。では、何故そんな頭の悪い誤解が生まれたのかといえば、自称うす〜い超能力者・泰子の話がその後に書いてあるからだろう。しかし、普段の泰子の言動*2からすれば、この超能力云々の話だけ『事実』だと思うのが全く理解できない。と言うか、しっかりと原作を読んでいれば、竜児が突然、自称・うす〜い超能力者である事を語る泰子のエピソードを思い出した意味も、竜児の『取っておいて、よかった。』という気持ちも理解できるはずなのだが。

ところで。その他の登場人物に記述されている「萌香」だが、名前が出てきただけで本文には登場していなかったはずなのだが、なんでわざわざ出てきてもいない人物を追記したのだろうか? と言うか、とらドラの登場人物でさえない人物まで追記されてるし。Hat2867氏って、典型的な頭の悪いヲタク

*1:145ページ。火事場のクソ力が覚醒してあり得ない速度で「跳んだ」、と書かれている。つまり、普通では考えられないようなスピードでジャンプしただけ。

*2:竜児に心配をかけないように泰子は普段から気休めを言う癖がある。最終的にそれが竜児と泰子の間に亀裂を生む原因になる訳だが。