Wikipedia:コンシェルジュ (漫画)

Wikipedia:コンシェルジュ (漫画)にこんな記述がある。

登場人物 コンシェルジュ部門:司馬一道(しば かずみち)
第12話から登場。当初はポーターを務めていたが、第22話よりベルマンに、その後惣田と共にコンシェルジュに異動。大柄で、自動車を移動させるほどの怪力の持ち主。ポーター時代はレッカー車が必要と思われる場面などで重宝されていた。空手五段・柔道四段・プロボクシングのライセンスなどの有資格者でもあり、暴漢を度々撃退している。客への言葉遣いや仕事ぶりは我流でメチャメチャで機械操作が苦手であったが、殆どの常連客の顔と名前を憶えているという一面も持ち、気さくな性格なのもあってか年配の常連客には好かれている。特撮ヒーローが好きで特撮系のオマージュ的な台詞を言ったり特撮ヒーローのコスプレをしたりと、客への対応で度々役立たせている。昔、北海道で熊を倒したことがあり「熊殺し」としてその土地では有名人。実家は寿司屋。武術の達人でもあった父親は既に亡く、弟が継いでいる。埼玉県出身。

残念。間違ってはいないが正確でもない。

  • 司馬が初登場時にポーターをしていたのは本当だが、司馬はもともと地下駐車場担当だったのが正解*1
  • レッカー車代わりに重宝されていたのはポーター時代だけではない。
  • 常連客や子供に好かれているのであって『年配の常連客には好かれている。』というのは間違い。
  • 特撮ヒーローが好きで特撮系のオマージュ的な台詞を言ったり特撮ヒーローのコスプレをしたり』というのも間違っていないが正しくもない。例えば『ウルトラ五つの誓い』やAの『最後の願い』なんかは「オマージュ的」ではなく、「オマージュそのもの」。ついでに、コスプレをしたのは「お客様のご要望」があったからで、これは司馬が特撮好きだからというよりも、司馬が格闘家だったからだ*2。司馬とは関係ないが、本作は遊びとしてパロディ要素が濃く、使われていわゆるパロディは特撮作品だけではない*3
  • 『昔、北海道で熊を倒したことがあり「熊殺し」としてその土地では有名人。』というのは説明不足。学生時代、合宿で北海道に行った際、ランニング中に出くわしたを必死に倒した事があり、札幌附近では地元民に「熊殺し」と渾名されている、というのが正確な話。

*1:5話で登場して以来、コンシェルジュデスクに入り浸っている貴梨花と初登場時に面識がなかったのは地下駐車場担当だったからと本文できちっと説明がある。

*2:敵はヘビー級ボクサーのランキング崩れ。並の相手では勝てない

*3:佐々木剛がモデルの若宮のほか、藤岡弘、黒澤明宮崎駿世界のナベアツ井之頭五郎なんかも作中に顔を出している。