Fate関連

匿名の方から情報をいただきました。
Fateをやり込んだゲーム攻略・批評サイトを主催する匿名氏によると原作Fateは同じ聖杯戦争の各ヒロイン(ルート)視点による全く同じ話であるとの事です。セイバーの話の裏で起こった事が凛ルート、凛ルートで起こった事と同じ頃に桜に起こった事が桜ルート、と言う感じでそれぞれの物語はリンク*1しているそうです。utumi_k氏の不思議思考では『分岐前提の電子ノベルを一まとめにした弊害*2』も実は弊害ではなく同じ物語を別の面から見たものを繋げて一本のストーリーを無理なく構成したものであるという事です。さすがプロの仕事。ヲタクには分からないのがナニですが。
アニメFateではついにシロウくんが目覚めました。まだちゃんと見てませんが「みんなを救うヒーローになる」ために自分がどうすべきかを約半分のストーリーを消費してようやく理解できたようです。遂にヒーローとして目覚めたシロウくん。これからの展開が楽しみです。しかしこの事でutumi_k氏によるアニメFateをより良くするための具体的提案*3である『序盤は好感を持てるようにして、徐々に違和感を漏らせていき、中盤でその欠点を強調する、といったようにする方が妥当な作劇*4』がまるっきり的外れの只の馬鹿主張である事が証明されてしまった事になります。utumi_k氏のアニメFateの新記事が楽しみです。「これだからヲタクは。」と言えるような記事を期待します。

*1:話の順番がセイバー→凛→桜と決まっているので凛ルートはセイバールートが、桜ルートでは凛ルートがそれぞれ前提になっているらしい。主人公であるシロウが関わるか関わらないかで話が変わるだけとか。

*2:http://d.hatena.ne.jp/utumi_k/20060313/p1

*3:同上

*4:シロウくんがヒーローではなくただの馬鹿になっていく過程をじっくりと描く全く妥当でない作劇でutumi_k氏的アニメFateが何を描きたいのか今以て理解できないのは当方だけでしょうか?