ウィキペディアとは?

ウィキペディアとは、日本語版のメインページによると『ウィキペディアオープンコンテント百科事典』だそうな。
嘘だっ!
ウィキペディアにようこそ!」の横にあるインフォメーションのところにあるコミュニティ・ポータルを見れば分かるのだが『ウィキペディアは、百科事典ウィキコミュニティの両方をかね』た仲良し倶楽部の「ネット同人誌」が正しい。
ウィキペディアの執筆に参加するユーザーは資格を問われない。つまり、掲載された記事に対して信頼性が無い。そこを補うために「Wikipedia:検証可能性」がある。「検証可能性」というのは『ウィキペディアに執筆してよいかどうかの基準は「真実であるかどうか」ではなく「検証可能かどうか」』と書かれているように、信頼性を執筆者ではなく外部の出版物等に求めている訳だが、特にヲタクが関わる記事では、実際に書かれた記事の多くが「検証可能性」を満たしていない「独自の研究」になっている。そこで検証可能である事を確認するために出典の提示を求めたり、指定された出典ウィキペディアとして有効な出典かどうか、独自研究に当たらないか、等がノートページで議論されたりするのだが、ウィキペディアは議論する場ではない*1ので、結局ユーザー同士の馴れ合いとなり、ヲタクの研究発表レベルという、とても百科事典とは呼べない内容の記事が掲載される事になる。そして『ウィキペディアの目的は、信頼されるフリーな百科事典を――それも、質も量も史上最大の百科事典を創り上げることです。*2』という本来の目的からどんどんズレた、まるで信頼できない「百科事典っぽい何か?*3」に堕ちている訳だ。

*1:ノートページは意見の異なるユーザーたちが「意見を交換」しあい、本文に「記述する方針」を話し合うためのページらしく、例え公式方針に合わない記述であっても、議論参加者の支持を多く受けた方が正しく、その意見を受け入れないと「コミュニティを疲弊させるユーザー」として排除される。

*2:「Wikipedia:基本方針とガイドライン」

*3:アンサイクロペディアによると『オンライン百科事典を自称する非常に悪質な宣伝サイト、精神病患者隔離施設、ポルノ画像投稿サイト、犯行予告サイトである。自称オタクのオタクによるオタクための「百科事典」』だそうな。